2025年を振り返って|「コンパッションタウン・志免」を目指して

いつも「志免町民の生活支援を考える会」の活動にご理解とご協力をいただき、誠にありがとうございます。 2025年も残すところ、あとわずかとなりました。

本年、私たちは「コンパッションタウン・志免」という言葉を、会の目指す方向性として改めて大切にしながら活動を続けてまいりました。

コンパッション(compassion)とは、「思いやり」「共感し、行動する心」を意味します。

誰かの困りごとを他人事として流すのではなく、「気づき、声をかけ、できる形で関わる」—— そんな人と人との関係性が重なり合う町を、私たちは「コンパッションタウン・志免」と呼んでいます。

2025年は、定例会・合同定例会を通じて、医療・介護・福祉・地域活動など、さまざまな立場の方々と対話を重ねてきました。

その中で見えてきたのは、高齢者の暮らしや介護・生活支援を担う人材不足、制度だけでは支えきれない“生活のすき間”といった、一つの分野だけでは解決できない複雑な課題でした。

また、こうした課題は高齢者に限ったものではなく、子育て世代が抱える孤立や負担、十分な支援や関わりが行き届かない状況、家庭の中で表面化しにくい困りごとなど、多世代にまたがって連なっていることも、対話を重ねる中で見えてきました。

誰か一人の問題ではなく、どの世代にも起こり得る生活課題として捉える視点が、いまの志免町には求められていると感じています。

だからこそ私たちは、「支える人/支えられる人」という役割を固定せず、誰もが当事者として関われる地域の関係性づくりを大切にしてきました。

すぐに答えが出ることばかりではありません。 しかし、悩みや違和感を持ち寄り、言葉にし、共有すること自体が、コンパッションタウン・志免へと近づく一歩だと、私たちは考えています。

来年も引き続き、志免町で暮らす人、働く人、支援に関わる人がつながり、「安心して暮らし続けられる町とは何か」を共に考える場をつくってまいります。

本年、会の活動に関わってくださったすべての皆さまに、心より感謝申し上げます。 どうぞ良いお年をお迎えください。

来年も、「志免町民の生活支援を考える会」をよろしくお願いいたします。

志免町民の生活支援を考える会
会長・運営幹事一同